3日で整う本格風おせち、最終日の31日はお煮しめに集中します。29日、30日については、前回のブログをご覧くださいね。
31日
朝、起きたとき、鍋Aに煮含めて一晩おいて冷ました高野豆腐、鍋Cに水で戻した干椎茸が入っている状態です。それでは、スタート!
朝イチでやることは、同時進行で2つ。里芋と干椎茸を火にかけること。これをコトコトしている間に、いつも朝ごはんを食べています。
これより、鍋A、鍋Cに分けて説明します。A、Cは、常に同時進行です。
鍋A
里芋
- 里芋をむいて一口大に切り、3~4分塩ゆでをしてから水で洗ってぬめりをとります。
- 高野豆腐の煮汁を一度煮たてて、塩少々を足して里芋を並べます。
- ひたひたになるように、水を足します。
- キッチンペーパーをかぶせて静かに煮含めます。煮崩れないように注意。早めに火を止めて、仕上げは余熱で。
- 冷めたら取り出して、タッパーに移します。
うーん・・・ちょっとに崩れているのもありますね。色が悪いところがあるし。気にしていると先へ進めないので、良しとしましょう・・・
筍
- ゆでたけのこを、食べやすい大きさに切って、一度ゆでます。
- 里芋の煮汁に醤油大さじ1、みりん大さじ2分の一を足します。
- ゆでたけのこをお鍋に並べ、ひたひたになるまで水を足し、ゆっくり煮ます。
- 熱いうちに取り出して、鰹節をかけます。
人参
- 人参は1㎝くらいの輪切りにしてから、梅型に抜きます。
- 筍の煮汁に砂糖小さじ1、酒小さじ2、塩一つまみを足し、人参を並べ、水が足りなければひたひたになるまで足して、煮汁がほとんどなくなるまで煮ます。
- 冷めたら、取り出します。
鍋C
干椎茸
- 干椎茸10枚は軸を取り、ひたひたの戻し汁でしばらく煮ます。
- 醤油大さじ4、みりん大さじ4、砂糖大さじ2を加えて煮含めます。(落し蓋をして、さらに鍋蓋もします。)
鶏肉
- 鶏モモ肉200gは、熱湯をかけて霜降りにします。
- 干椎茸の煮汁と酒でひたひたにし、砂糖大さじ1、醤油大さじ2分の一、みりん少々を足して煮ます。
- 煮すぎると固くなるので、火が通ったら後は余熱で味をしみ込ませ、冷まします。
ごぼう
- 皮をこそげ、厚めの斜め切りにして、水にさらしてから、さっとゆでます。
- 鶏肉の煮汁に水をひたひたになるまで足し、ゆっくり柔らかくなるまで煮て、そのまま冷まします。
鍋Aの煮汁を、ボールなどに取り分けておき、お鍋は洗っておきます。
こんにゃく
- こんにゃくは、手綱切りにします。
- 落し蓋をして(戻らないようにするため)茹でます。鍋A
- フライパンにサラダ油少々を熱し、こんにゃくのお湯を切り、炒りつけます。
- ごぼうの煮汁を絡め、汁がなくなるまで強めの中火で煮ます。
- 仕上げに、七味唐辛子を振ります。
これで、鍋A、Bの2本立ては終わりですが、色物として、以下の2点を調理します。
絹さや
塩一つまみを入れた熱湯で、さっとゆでる。
れんこん
れんこん100gは、5㎜の輪切りにします。
酢水にさらしてから、酢水でゆでます。
水カップ1、砂糖大さじ2、酢大さじ2、みりん小匙、塩小さじ2分の一を合わせた煮汁の中でゆっくり煮ます。
これでお煮しめはできました。
この日に作ったものは、このほかに・・・
五目酢炒り(煮なます)
かずのこ
お煮しめは冷ましながら味を煮含めるので、冷ましている間に次の材料の下準備を切ったり下茹でしたり、ちょこちょこできることをやるのがコツです。
こうしてできたお節料理。力尽きてしまい、詰めるのはいつも元旦です。
こはだと、かまぼこは、買ったものです。
ちなみに、大みそかは早めに台所仕事を終了し、買ってきたお寿司やピザで忘年会をします。とても、晩のおかずをつくる力は残っていません。
今年(2019年)の元旦の食卓です。ここまでくれば、やれやれですね。
今回は骨折患者で左肘が痛ければ 、包丁を握る右手も痛いので、ここまで頑張れるかどうか・・・ 無理せず、でもなるべくいつもの食卓になるように、やってみようと思います。
おたすけこびと、いないかなあ・・・
今日もお訪ねくださり、ありがとうございました。
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