肘頭骨折、卒業しました!
昨年8月に、自転車走行中に転倒し肘頭骨折。入院&手術(20日間)を経てリハビリを続け、先月3月25日に抜釘手術(ボルト抜き)のために再び入院しました。幸い26日に行われた手術は特に問題もなく、経過は順調。抜釘手術直後は、再び肘が曲がらなくなり「えっ」と思いましたが、じきに曲がるようになり、今は抜釘手術前同様、ポンポンと肩に掌がつきます。のびもできますし、気のせいか前より軽やか。当然ですが、気になっていた皮膚の下にボルトの先端があることがわかる出っ張りがなくなりました。
これまでは、上の写真のように縫合したところに直接半透明のテープのようなものを貼って保護していて、さらにその上からガーゼで覆っておりました。毎日の消毒もテープの上からで、術後一度もテープがはがされることはありませんでした。
傷口は中縫いといって傷の内側で縫っていて、糸は自然に溶けるもの。なので、抜糸の必要はなく、縫合したところに貼っているこの保護テープをはがすことが、実質的な抜糸になります。で、この病院では、術後一週間に抜糸(あるいはテープはがし)をして傷痕を確認するという段取りになっているようです。骨折患者さんは、この後も引き続き傷を癒しなからリハビリをしていくのですか、ボルトを抜くだけの人は、ここで傷を確認し、状態がよければ退院になります。ちなみに、骨折患者は、リハビリの目処がたって、自宅である程度自立して生活ができると認められないと、退院許可が下りません。また、ここは急性医療の病院なので、4週間以上入院することはできません。リハビリの目処が立たない患者さんは、リハビリ専門病院に転院することになります。その辺の橋渡しはしてくれるようです。
さて、話が逸れてしまいましたが、今日は私は術後7日目ということで、執刀医の先生が病室までいらっしゃり、テープはがしとなりました。それは、大変あっさり終わりました。ピリッとはがして
「うん、いい。終わり!」
あ、終わりですか? と聞き返してしまった私です。
「あ、きれい」と言ってしまいました。もうちょっと、ぐちゃっとしてるかなと想像してたので。
看護師さんが
「お風呂で、洗うともっときれいになりますよ。こすらないで石鹸を泡立ててやさしく洗ってくださいね」
と教えてくださいました。
それにしても、先生に言われた「終わり」って一言が、気持ちよかったです。まさに今、半年にわたる肘頭骨折患者生活を「卒業」したのかなって。
それで、早速パチリしたのが、冒頭の写真です。見苦しくて申し訳ありませんが、「卒業写真」です。
先だってのボルトの写真が「卒業写真」かと思っていましたが、あれは卒業論文か卒業制作か、、、いや、ちょっと違うかな? なんだろう?
こちらが、9月13日のもの。抜糸後1週間くらいかな。あのときは、これでもずいぶん良くなったなと思っていたんですよ? 今見れば打撲もひどいし、ずいぶん腫れていますね。
今回は、前回のメスの跡の上に、もう一度メスが入ったようです。長く細い線の上に新しい線が、前より短く1本重なっています。線が増えなくてよかったな。
むくみがとれたら、全体に怪我をしていない方の右腕より、一回り細くなっています。骨がはっきりわかる? 痩せちゃったなあ。ここが痩せてどうするの。徐々に筋肉をつけていこう。
それにしましても、よく今日まできたなと。執刀医の先生、院長先生(口は悪いけど)、看護師さん、スタッフの方々、家族、何かと助けてくださった職場の方々、話を聞いてくれ心配してくれた友人知人、、、たくさんの方々に感謝です。
そしてこのブログで、見守ってくださった方々にも、心より感謝申し上げます。
なんか、卒業式みたい。卒業生代表の言葉。代表もなにも、私しかいませんけど。もはや新年度が始まり、季節外れになってしまった卒業式ですね。
肘頭骨折で毎日更新してきました当ブログですが、明日、退院して報告いたしました後は、気ままに更新するてくてくブログに戻るような気がします。
取りあえず、今日はこれにて失礼いたします。
お訪ねくださり、ありがとうございました。