肘頭骨折コツコツ日記

肘頭骨折してからボルトを抜くまでの227日。毎日コツコツ更新しました。

肘頭骨折 術後82日目 次の診察は1か月後でいいそうな

 この頃、朝起きると、掛布団が重い・・・ 寝返りを打たないせいか、上半身もこわばっているし。寝返り、打っても大丈夫なんだろうけれど、なんだか緊張して寝ています。バリバリの状態で起き上がって、とりあえず蒸しタオル。ああ、極楽極楽。

 

 寒くなるにしたがって目覚めが遅くなり、朝のホネ活も省略形に。慌ただしく家を出て、なんとかいつものバスに乗りました。すると、同じバス停から、転げ込むように年配の女性が乗っていらっしゃったので、すぐに座れるように席を一つ横にずれたら、「ありがとう、ありがとう。」と繰り返しお礼を言われ、「膝が痛いものだから、歩くのが大変で・・・。ああ、やっと乗れた・・・。」とおっしゃいます。つい「膝が痛いのですか?」と聞き返してしまいましたら、それから降りる駅まで、ずーっとお話ししてしまいました。

「これから病院に行って、膝に注射をしてもらうんですよ。今から行って、終わると午後ですよ。」

「それは大変ですね。注射をすれば歩けるようになるのですか?」

「その時だけ、痛くなくなるけれど、帰り道にはもう痛いんですよ。」

「膝が痛いのは困りますね・・・・でも、杖を使わなくて歩いていらっしゃって・・・」

「杖なんて! つきたくないですね! 歳だから、膝が痛いのは仕方がないですよ。私、90ですから」

「えーっ 見えないです。(実際、見えないです。お世辞じゃなくて)70歳くらいかと思った。」

「いやいや、そりゃないでしょ。」

とかなんとか、話が弾み、若いころ(と言っても50代)は車を運転して全国を旅したとか、車と言えばカローラクラブ(今はない)と言うものに入っていて30年間カローラに乗って仲間で集まっていたとか、毎月1回今でも車で温泉に行くのだけれどつい最近免許を返納したとか、最近の楽しみは近所のショッピングセンターのお客様クラブに出かけて行って、サロンで無料のコーヒーと野菜ジュースを飲んで人と話すことだとか・・・。

「ほら、家にいても、誰もいないですから。誰ともしゃべらないで、娘から渡されている漢字ドリルくらいしかやることないんですよ。こうして人としゃべるのが楽しいですよ。」

 はあ、私でよければ、お話ししますが。私も、通勤時間、楽しかったですよ。最後は、「お元気で&お気をつけて」とお別れしました。私は、90歳になったら、どんな人になっているんでしょうか? できれば自分の足で歩いていたいですね。やっぱり、人としゃべっていたいなあ。孤独はいやだ。そもそも、それまで長生きできるか、わからないけれど。

 

 帰りもまたバスに乗り、病院へ。朝と違って、日が暮れかかり、風も少し吹いています。晩秋だなあ。

 病院ではまずリハビリ。開口一番「日が暮れるのが、早くなりましたねぇ!」と先生。本当に、外はもう暗いです。今日のリハビリも、肘を伸ばした状態で念入りにマッサージをしていただきました。いつもと違って、少し痛いです。ほんの少しですが。肘の外側の骨の突起のところが、接地面に当たると痛いのです。なんとなく違和感もあります。先生に言いましたら、激しく痛いというわけではないのなら、まあ大丈夫、とのことでした。釘の頭とおぼしきところもあって、そこも違和感。抜けば違和感もなくなるけれど、抜くまではこのままの感じなんですね。抜くのは痛いしねえ・・・。まだ、抜きたくないなあ。こんな寒いときに、手術はいやだな。

 寒くて体が硬くなるから、朝起きたら、いきなり体を動かすのではなく、よくよく伸ばしたりしてから一日を始めるといいとのご指示をいただきました。

 

 リハビリの次はレントゲンを。肘を伸ばして撮影するとき、やっぱり肘頭が接地面に当たって、少し痛かったです。指示された角度に腕を置くのが、結構難しい。曲げるよりも伸ばすのが、今は得意ではないような気がします。

 

 診察に呼ばれ、撮ったばかりのレントゲン写真を見ましたが、改めて見てみますと、長い1本の釘の先は、ネジネジになっているんですねえ。これで、キリキリと差し込んでから、コンコンコンと打ち付けて留めたのねΣ( ̄ロ ̄lll)

 院長先生曰く「なんとか持ちこたえているじゃないの。 いいんじゃない?」

「持ちこたえていると言いますと?」

「ほら、かけらも留まっているし、ひびが入っていたのも(えっ、ヒビが入っていたんですか?)修復されてきているしね。いいんじゃないの?」

「はあ、ありがとうございます。」

「今度の診察は1か月後でいいよ。リハビリは1週間に1回ね。」

 

 というわけで、骨のくっつき具合も順調で、セーフス(超音波治療の器械)も90日で卒業していいそうです。12週になる前にこちらから会社に電話していいとか。そうか、ルッパー君(私が器械に勝手につけた名前)とも、もうすぐお別れなのね。

 

 会計を待っている間、ふとロビーの片隅を見ると、クリスマスツリーが。早くないか? 11月の半ばを過ぎたから、こんなもん? 骨折したのは、夏の終わりの太陽ギラギラの日だったのに、早いなあ・・・と、しげしげとツリーを見つめてしまいましたよ。


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 今日もお訪ねくださりありがとうございました。

 

 

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