今日は、このごろ1週間に1回のペースになったリハビリ。
このところ、奇跡のV字回復傾向で、ありがたいです。
曲げは大方OK。「曲げてみてください。右も一緒に。」と言われてやってみたところ、「だいたいよいけれども、最後に仕上げのもう一息が、欲しいですね。」とのこと。それからは、肘を伸ばした状態でかなり念入りなマッサージ。気持ちいいけれども、ときどき痛いような・・・ 痛いと言えば、このごろ、肘周りがチクっとかピリピリっとかすることがあります。骨折部位の周辺の筋肉とか神経とか、傷ついているのでしょうね。
左腕じっくりマッサージの後、肘を伸ばします。うーん・・・。やっぱり最後の仕上げが、いまひとつ。
先生「今の状態が、ちょうど180度です。右手を伸ばしてみてください。」
しばしのチェックの後、
先生「右手は、ほかの人よりも反る傾向にありますね。そういう人、たまにいるんです。」とのこと。ナニナニ、右手は人より反るって? 考えたことなかったな。
私の目標は、「怪我をした左手が、右手と同じような状態になること」。 実際にすでにそのような状態になりつつありますが、あと一息がまだなんです。先生に「どこか痛いところがありますか?」と聞かれ、「たまに少し痛くなったり、違和感があったりしますが、日常生活に困ることはありません。」とお答えしました。
先生「今、ちょうど、〇〇さん(私の名前)と同じように、肘を骨折した患者さんのリハビリを始めたんですよ。患者さん、ちっとも曲がらなくて、どうしたものかと考えています。」
伸びもイマイチなんだそうです。
先生「〇〇さんは、曲げは全然でしたが、最初からのびましたよね。それは本当によかったですね。」
そうかあ。一口に肘頭骨折と言っても、経過は様々なんですね。私は、やっぱりラッキーかも。
私「その患者さん、いつ怪我されたんですか?」
先生「1か月くらい前ですね。それと今、春先に肘を骨折した人が、抜くために入院しています。」
私「その方、曲がるようになったんですね。」
先生「あんまり曲がらないようですが・・・。担当ではないので詳しくはわかりませんが、曲がらなくても時期が来たら釘は抜かないと。」
そうなのか、曲がらなくても釘は抜く。これは、初耳。そういえば骨に取り込まれないうちにって話を聞いたことがあります。
先生「半年後から抜き始めますから、〇〇さんの釘は、2月か3月に抜く可能性もありますネ。」
2月って言ったらすぐあとじゃん。ちょっとこわいな。それまでしっかり、曲げも伸ばしもできるようにしておきたい。
帰り際に「本が入っているダンボールを持ったりとかの、無理をしちゃだめですよ。」と言われました。「〇〇さん、やりそうだから。」
そうなんです。大丈夫みたいだなといい気になっていて、この頃、左手もよく使う。つい重たいものを持つことも。もっとも本の入った段ボール級の荷物は、さすがに持ちませんが。調子に乗って無茶しやすい私の性格を、先生お見通しですネ。
同じ肘頭骨折でも、状況は人によってさまざま。私は、経過に関しては快復が早い方のようです。そうでもない方の話を書くのはどんなものかと迷いましたが、事例として書いておきますね。ただ、私も最初はカチカチに固まりパンパンに腫れあがっていて、絶望的な気持ちだったんです。それが、あるときを境に、すっと快復し始めました。
骨折は致命傷ではないと思ます。骨は放っておいても時が経てばくっつくし、筋肉は回復する力を持っています。だから、必ず良くなるはず。肘頭骨折患者の方々に、そうお伝えしたいです。時間がかかるかもしれないけれど、あきらめないで。これ、自分にも言い聞かせているところ。
今日もお訪ねくださりありがとうございました。
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