ご無沙汰しています。
8月の初旬に、江尻→草薙を歩きました。
江尻→府中は12㌔くらいあり、さすがに一日で歩きのは無理でした
とても暑い日で、熱中症になっては元も子もないなと、水分補給とコンビニでのクールダウンをこまめにしながら歩いた一日でした。
灼熱の太陽を思い出しながら、ふりかえります。
そろそろアップしないと、夏も終わってしまいますものね。
9時40分、江尻駅です。ここまで、遠かったですよ。

ところで、前回雨の中、最後にチェックポイントに確証が持てなかったというモヤモヤがありました。
なので、今回はまず、もう一度、前回の終盤のチェックポイントを訪ねます。
今回は、家で、よくよく場所を調べて出直してきましたが・・・
東木戸跡
案内板はありませんが、位置的にここで間違いないと思われます。

高札場跡・一里塚跡
いろいろ検討した末、おそらくここでないかと。

それにしても、他のチェックポイントならいざ知らず、一里塚跡に確信が持てないのは何とも残念です。
一里塚跡は、表示を出してほしいなあ・・・と、つい思ってしまうのでした。

ちなみに、道路をはさんで向かい側がこちら。ここにかつて、説明板があって、ブログにあげている方がいらっしゃいました。ただ、いまでは、名残はほとんどありません。
秋葉道入口
位置的にここで間違いありません。

というわけで、3カ所の検証終わり。江尻駅へ戻ります。
ふうぅ、結構、時間を使ってしまいました。
江浄寺
徳川家康の長男、信康のお墓があることで有名です。


あれ、入れないのかなとおもったら、入れますよと、地元の方が教えてくださいました。
信康のお墓です。信長の命令で自害させられたとガイドブックにはかいてありますが、説明板は、若干違うようですね。説明板もアップしておきます。


いずれにせよ、気の毒な話です。
法雲寺

ガイドブックには、特に説明がなかったのですが、霊場ということですかね・・・

こちら、本堂です。

魚町稲荷神社
江尻城の鎮護社だそうです。この日は、お祭りでした。


江尻城跡
江尻城の跡は、江尻小学校の中です。

お城の名残りとなるものは見えませんが、ていねいな説明板がありました。ありがとうございます。

河童のこしかけ石
今回のウォークで、最も困ったのが、これ。
河童のこしかけ石、写真入りで観光案内板にものっているのに、それと同じものがありません!
とてもはっきりした写真で、比較的新しいのに、なぜないのか。
ぐるぐるぐるぐる歩き回って・・・

この場所だという結論にいたりました。
ブログにあげていらっしゃる方の写真の背景が、これと同じなんです。位置的にもここ。だけど、かつては鎮座していた石はなく・・・
観光名所になっていたのが変わったのなら、何か一言、説明が欲しいところです。
船高札場跡
河童のこしかけ石のほど近く。橋を渡った所。こちらは、ちゃんと説明板がありました。ありがとうございます。


宝久寺

なぜチェックポイントなのか、ガイドブックに説明はないのですが・・・こちらです。
説明板は特になく、なぞのまま。
東明院

山門が、江尻城の裏門を移築したものであることで、有名です。まずは、説明板をどうぞ。


この金具が、当初のものだとか。

しゃちほこは、屋根にはのせず、ここに置いてあります。
本堂は、こちらです。

法岸寺

こちらが深雪の墓です。

説明板も、あわせてどうぞ。

本堂です。

慈雲寺

臨済宗のお寺です。入江小学校発祥の地でもあるのですね。


ガイドブックにはなかったのですが、ここの和尚さん、サツマイモの栽培で人々を飢饉からすくったので、イモ和尚と呼ばれたそうです。説明板、アップします。

江尻宿木戸跡
おっと、これは見落としそう。見つかってよかった。

建物の右わきに、石碑があります。小さいので、要注意です。

追分道標

「是より志三づ道」とあります。清水港への追分です。

清水港へ続く道です。道標も見えますね。
道標の右手にうつりこんでいるのが、有名な追分羊羹の本店です。
追分羊羹

追分羊羹は、旅の道中食でした。創業元禄8年です。

和菓子に目がない私としましては、中に入らねば。
試食させていただき、蒸し羊羹を買いました。
羊羹は、竹の皮に包んだ1本のものと、一口サイズのものとがあります。
優しい味わいの蒸し羊羹です。これは本当に美味しいです。
あいててよかった。
都田吉兵衛供養塔
1861年、都田吉兵衛は、森の石松の仇として、ここで清水一家に打たれました。里人がこれをあわれみ、供養塔をたてました。


清水一家の人気はさておき、やったこともさておき、あわれんで供養塔をたてた村人さん、優しいですね。
延寿院

街道筋ながら、奥まったところにありちょっとわかりにくいのですが、こんな立派なお堂がありました。
室町時代末期の建築様式だそうです。方三間堂造り。

うばが池
嫉妬心から亀氏の妻が身を投げたという・・・ ちょっとこわいな
怨霊が、道行く人の声に反応して、池が泡を吹いたりしたんだって。
もっと大きい池をイメージしていたけれど、意外にコンパクト。


ちょっと、つっこみたくなる看板です。
ようするに、キケン、入るな ということですね?
久能寺観音道道標

詳しくは案内板をご覧ください。


道標と周りの様子です。
上原延命子安地蔵
長寿、安産、子育て、安全の守護として、信仰を集めてきました。
徳川家康が武田の宿将江尻城主、穴山梅雪とこのお堂で会見し、梅雪は家康に降り、武田滅亡のきっかけとなりました。現在のお堂は、昭和7年再建のものです。


上原鎮守十七夜宮

滝不動です。詳しい言い伝えは、案内板をご覧ください。

草薙の一里塚跡

日本橋より43里目。清水銀行草薙支店の敷地に碑があります。今度はちゃんとあってよかったです。

街道と一里塚、全体の様子です。

草薙神社大鳥居

確かに、大きいですねえ。神社は、もっともっと先です。

15時46分、草薙駅に着きました。暑さであまり進むことができませんでしたが、熱中症にもならず、まずまずです。
次回はここから、府中を目指します・・・
と宣言してみましたが・・・ いつになるやら・・・
というのは、昨日、通勤途中に自転車でバランスを崩して転倒し、左ひじを骨折してしまいました。厄介な骨折で、入院して手術をすることに。
職場復帰の見通しもわからず、ショックでショックで、すっかり落ち込んでおります。
私がいうのも変ですが、みなさま、本当に自転車の運転には気をつけてください。
今回は完全な、単独転倒事故。自転車とはいえ、大けがです。
明日から入院、今週末に手術です。
手術、すごく不安なのですが・・・ 痛いかなあ?
いつ、仕事に戻れるのかなあ?
「9月の上旬に、戻れます?」と病院で聞いたら、「えー!?」と言われてしまいました。ってどいういうこと?
家に帰ってググったら、結構、術後の痛みがつらいし、リハビリもなかなか大変だって。えーーーー、そんな!!
すっかりへこんでおります。
左腕が使えないので、今日は1本指で、このブログをつくりました。やれやれ。
いまはまだ、ギブスで固定してじっとしているだけなので、辛くはないです。
手術したら、どうなるの?
退院して落ち着いたら、まちなみウォッチをアップしますね。
では。
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