肘頭骨折コツコツ日記

肘頭骨折してからボルトを抜くまでの227日。毎日コツコツ更新しました。

肘頭骨折 術後117日目 肘の骨が擦れる?

 クリスマスイブで、道行く人も街の景色も、そわそわとした高揚感に包まれている中、今日はリハビリです。病院の中は、あちらこちらにクリスマスの飾りがいっぱいなのに、いくらクリスマスの飾りがあっても、病院は病院。移動ベッドで診察室から出てきた人、待合室でじっと順番を待っている人、わたわたしている受付。病院だなあ。(まあ、病院なんだけど。) ちっともクリスマスらしくないアンバランスなところが、可笑しい。入院の食事は、ちょっとよそゆきなんだろうか? とかなんとか考えていたら、名前を呼ばれました。

 

 「どうですか、調子は?」「特に変わったことは・・・」といった会話からマッサージが始まりましたが、先生が「あれ?」と。

先生「なんか、曲げたら、擦れますね。」

私「・・・・?」

先生、耳を澄ませながら、曲げたり伸ばしたりされた後、「うん。ギシギシ言ってる。」

えっ、ギシギシですと? こりゃまた初耳。人聞きが悪い・・・

私「擦れるって、どういうことですか?」

先生「滑車みたいなのが、滑らかでなくて、ちょっと引っ掛かって、こすれているみたいな感じです。」

と言いながら、ガイコツさん(正確には、骨格模型?)の前に移動。

先生「ここの(と言いながら、ガイコツさんの肘を持つ。)骨が欠けて飛んでいったわけですが、パズルのピースを戻すように元に戻しましたよね。」

はいはい、その節はありがとうございました。

先生「ですが、元に戻すと言っても、パズルのピースを戻すようにピッタリ戻せるとは限りません。多少のズレがあったりします。それで、関節を動かすとき、滑らかにはいかなくて、擦れるんです。」

私「完璧に復元することは難しいんですね。」

先生「でもまあ、痛かったりしなければ大丈夫です。」

と言いながら、腕を曲げ伸ばしする。(ガイコツさんのではなく、私の腕を)

先生「これ、痛いですか?」

私「いいえ。」

先生「膝のように重量のかかるところだと、痛くなったりしますが、まあ肘ですから、大きな力が加わるわけでなし、心配しなくていいと思いますよ。」

 ふーん、そうなのか。「肘はつながったけれど、なんか違和感」というのは、あたりだったね。借り物の腕みたいなんですよね。へたっぴな工作でくっつけたみたいな感じというのは、当たらずとも遠からずだった。いや、もちろん、執刀医の先生のことを、へたっぴだと言っているのではありません。「デリケートな欠片で、難しいんだよ。うまくいくかどうか・・・」と手術前に院長先生に言われていたしね。仕方ないな。でもちょっと残念。「やっぱりね・・・」と言う感じ。

 次のリハビリは、診察に合わせて、3週間後になりました。それまで、無事に過ごせるといいなあ。「よいお年を」ということで、リハビリ室を後にしました。

 

 さてさて、今夜はクリスマスイブ。子どもたちが大きくなったので、特に御馳走を作りませんが、何もしないのも寂しいので、スーパーで晩ご飯のおかずの材料と一緒にシュークリームを買いました。

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 今年のクリスマスイブは、これまでと違って、世間でもいまひとつ盛り上がっていないような印象を受けます。23日が天皇誕生日でなくなったからかな。年末年始の休みに向けて、仕事はラストスパートです。パーティーをする余裕が、なかなかないのかもしれませんね。

 かくいう私も、今週金曜日まで仕事です。入院で、有給休暇を放出してしまったし、釘抜き手術でさらに放出するだろうから、今はあまり休みたくないんです。あと、3日、がんばるゾー。

 

 今日もお訪ねくださり、ありがとうございました。

 

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